ここのところ週末の雨が続いていますね。 しかもまた、台風…。
災害の心配もあるし、いい季節に行楽地が閑散としちゃったり、 日照不足で作物の生育に影響も出たりで、本当に困ります。
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読書の秋、だからというわけでもないけれど、 久しぶりに本を買いました。
退職後に、図書館に行ける時間ができたのが嬉しくて、
ウォーキングも兼ねて一駅隣にある図書館まで歩いて行っていました。
そのウォーキングタイムが、犬の散歩に変わっちゃって、 最近はすっかり図書館もご無沙汰。
そして、私がソファで本なんか読んでいると、 ルークは「この人ヒマそうだな」と見て、「遊べ遊べ」とからんできます。
そんなわけで、こんな↑写真は撮っているけど、
実際には本をゆっくり読めるのは、就寝前の1時間ほど。
夜9時頃には、スマホの電源を切り、読書タイムに切り替えます。 (就寝時間は、9時半とかいう日も…ハハ…もう年寄りだね)
久しぶりに買った本は、コレ。
江戸時代の話、大好き。
藤沢周平、池波正太郎、山本周五郎、平岩弓枝の作品は、 たぶんほとんど読みました。
教科書に出てくるような偉人じゃなくて、 裏店に暮らす人々、浪人や下級武士、上級武士でも上司の理不尽さに悩む人々… そんな普通の人が登場する作品が好きです。
買った本も、タイトルには「家康」の名が入っていますが、 主役は名もない中間管理職たち。
自分の代では完成しない壮大な街づくりを、理想と信念を持って 進めた姿に惹かれます。
東京の馴染みの地名がたくさん出てくるのも、楽しい。
余談ですが、私の両親は地域の読書会で知り合った仲だとか…。 その“血”と環境のおかげで、本の虫になったのね。